それしかないわけないでしょう
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本は、もがいているとき、苦しいときに
そっと寄り添ってくれるお守りにもなると
思っています。
私たちはそんな本にたくさん救われたから
はじめてつくる本は、届くひとにとって
お守りみたいな存在になってほしい
と思いました。
今回届けたいのは、
“それしかない”と思って
今もがいているひと、過去の自分へ。
少しわたしたちの話をすると、
中学のときには部活をやめたし、
新卒では会社に入らず島暮らしを選びました。
でも世間にはそんな人全然いなくて、
最初は家族にも心配されたし、自分でも
ほんとにこれでいいのかなと思っていました。
だけど、実は自分と同じようなひとは何人もいて。
生きかたも本当はさまざまあって。
そんな仲間たちに出逢うことでわたしだけじゃないんだと励まされたことを覚えています。
だから、
世間一般からするときっと“王道”ではない道を選んで歩んでいる24歳7人の生きかたを、
選択肢のひとつとして届けたいと思っています。
「それしかないわけないでしょう」という言葉は
私たちが敬愛する絵本作家さんである
ヨシタケシンスケさんの作品タイトルのひとつ。
そのお話のなかでおばあちゃんが、
「これとこれどっちにする?」と大人は言うけれど、選択肢はそれだけではないのだと、それしかないわけがないのだと言います。
“それしかない”と思っていたひとが
7人の生きかたを知って、
それしかないわけがないと思えますように。
迷ったとき立ち止まったときに
こんな生きかたもあるんだと
少しでも肩の力をぬけますように。
著者:大林芽生/中岡悠生
製本:レトロ印刷
サイズ:A6判(148✕105mm)